名探偵は反抗期     歌野省吾

ずばり、謎解きを楽しみたいのなら、この本を手にとってください。

前回、誘拐リフレインが面白かったので、同じ作者の他作品を読んで見たくなり、読みだしました。

コレも面白くてあっという間に読了しました。

中高一貫の女子校に通う帰宅部の少女たちが、身の回りに起きる事件の謎に挑む連作短編集。

事件そのものは、いわゆる日常の謎とかでなく警察もがっつり絡んでくるような事件

タイトルの名探偵の叔父は、捜査一課の刑事だから絡んでいるほうが自然な流れ。

事件の犯人がどうなったとかには重点を置いて無く、謎解きだけに探偵が関与するスタイル。

そのスタイルが斬新で、この本では主人公が探偵役の舞田ひとみよりも、小学高の時のクラスメイトで

今は違う中学校に通う高梨愛美瑠璃という子の視点で描かれています

ふと気が付くと、自分が舞田ひとみのファンになっているのに気が付いた。

そしてそれは、誘拐リフレインで確信した。

作者紹介 歌野晶午

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