トンカツのKYK

大阪 梅田に行くことがある。

その梅田で食事をする時は、メニューより店は決まっている。

それが『トンカツのKYK』である。

必ずその店に行く。

それには、やはり決まった理由がある。

今日はそんな話に、お付き合いください。

まだ独身の頃、大阪のテレビ番組の出演で梅田に4人で行った。

帰りには、食事をして帰った。

その時に行った店が『トンカツのKYK』である。

それから、結婚して子供が二人できた。

子供が10歳くらいになった頃だったでしょうか

大阪 梅田に行って食事を、『トンカツのKYK』で食べた。

食事の途中、こんなことが起きた。

その店の醬油さしは陶器で出来ていた。

僕が、その醬油さしを持ち上げた時に、手を滑らせてテーブルの上に落としてしまった。

醬油さしが割れてしまったんです。

陶器が割れたんだから、もう元には戻れないよな。 悪いことした気分だった。

 その店はトンカツの横にあるキャベツはおかわり自由である。

店員がワゴンで巡回していて、呼び止めるとシャキシャキのキャベツを入れてくれる。

僕もキャベツのおかわりをしようと、店員を呼び止めておかわりをした。

その時に「すいません 醬油さしを落として割ってしまいました」と謝罪した。

すると、ワゴンを押していた背の高い男性の第一声が

「お怪我はありませんでしたか」と僕を心配してくれた。

店に損害を与えた客の事を心配してくれている。

普通なら、「別にいいです」 とか 「ふきんをお持ちします」と言うのに

まず客のことを心配してくれたことに感謝した。

その店員は、店長だったのでしょうか? 普通のアルバイトだったのでしょうか?

でも、その人がいるお店はきっと流行るでしょうね!

このことがあって、大阪・梅田で食事をする時はこの店に必ず行く。

又、シャキシャキのキャベツをおかわりするんだろうな。

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