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社会人となり、トヨタのディーラーでメカニックとなる。
やがて、人と話すときに気軽に話せることを買われてフロントマン(営業)になる。
沢山のお客と話す中で忘れられないのは、点検・車検・修理の値段を自分で決める事から、
値引きを強制される事がしばしばあった。
フロントマンの仕事の中には、修理・苦情の受付・営業成績も大切な仕事のひとつ。
中でも忘れられないのは、とにかくいろんな事に苦情を言い500円でも値引きしようとする客。
その人の職業は公務員 警察官である。
警察官がそんな事を言うのか?
日本も終わったな なんか世間に裏切られた気がした。
そして苦情の毎日。客から怒鳴られている毎日。中には反社会的勢力もたくさん。
おまけに誰も助けてくれない。
そのうち朝起きると、今日も誰かに怒鳴られるのかと思うようになった。
毎朝目を覚ますのが、いやでいやでしかたなかった。
もし出来る事なら、もう目を覚まさずに、このままでいたいと思うようになった。
もしや、自殺する人はこんな感情を抱いているのかも知れない。
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