夏の終わりに 君が死ねば完璧だったから 斜線堂有紀
最初はこのイラストの意味がわからなかった
この本をずっと読んでいて、残り20ページくらいになった時
最後の20ページをどこで、そして自分をどんなふうにして読もうかと選んでました
読み終えた時、必ず涙で前が見えなくなってるだろうって考えていた
たった一人で読むか、最愛の人の前で読むか
なんて考えさせられる作品でした。
作者は「人間の感情は証明出来るのか」の話ですと言っているが
私は、君が好きだ、大切にしたいとかよく聞くセリフだけど。
どうやって証明したらいいのか?その方法は私には解らない
逆に言われる立場になったとしても、証明なんてしてもらえない
ただ、一緒いたいことから始まり、ふたりの人生が始まり時が流れていく
やがて、お互いが必要と思いあうだけにとどまるのかもしれない
でも、わたしにはひとつ決めていることがある
私がこの世を去る前に、ひとりの女性に
君と出会って本当によかった 人生を一緒に過ごしてくれてありがとう
これだけは決して忘れない
私の物語が最終回を迎える時に、私の感情を証明できたと断言する
あなたに大切にしたい人がいて、何年たっても出会った頃の気持ちがあるなら
ぜひ、このページを開けてください
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