西由比ヶ浜の神様   村瀬 健

一本の電車をめぐる号泣必至の感動作

私はこの本を読み終えた時に、自分の置かれている環境をひどく残念に思いました。

それは、通勤列車途中の列車の中だったからです。

なぜ、ひとりで自分の部屋でなぜ読み終えなかったと後悔しました。

そしたら思う存分、涙を流す事ができたのに。

この本を手に取ったなら、必ず自分ひとりでどんなに泣いてもいい状況で読み終えてください。

背表紙より

鎌倉に春一番が咲いた日、一台の快速列車が脱線し、多くの死者が出てしまう。

事故から二カ月ほど経った頃、嘆き悲しむ遺族たちは、ある噂を耳にする。

事故現場の最寄り駅である西由比ヶ浜駅に女性の幽霊がいて、彼女に頼むと、過去に戻って

事故当日の電車に乗ることができるという。

遺族の誰もが会いに行った。

婚約者を亡くした女性が、父親を亡くした青年が、片思いの女性を亡くした少年が・・・

愛する人に再会した彼らがとる行動はーーーー。

愛する人と突然会うことができなくなり、

その愛する人にもう一度会えるならどうするのか?

愛する人と最後に交わす会話はどんな会話なのか?

正直に自分に、問いただすきっかけになりました。

だから、今自分の最愛の人それに最愛の人に関わってくれた人達にどれほど感謝することでしょう。

真剣に涙を流しながら、考えさせられた大切な一冊になりました。

ぜひ、この本をあなたのそばに置いておいてください

作者 村瀬 健の紹介

フジテレビジョン映画制作部所属のプロデューサー。愛知県名古屋市生まれ、早稲田大学社会科学部卒業。日本テレビに入社後、『続・平成夫婦茶碗』『14才の母』『愛情イッポン!』『火垂るの墓』を手掛けてヒットドラマを連発。フジテレビに転職後、編成制作局ドラマ制作センターにて『太陽と海の教室』『BOSS』『信長協奏曲』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』で高視聴率。映画制作部では『信長協奏曲』『帝一の國』『とんかつDJアゲ太郎』『約束のネバーランド』をヒット映画を手掛ける

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