アゲイン 私と死神の300日 村山仁志
突然自分はどこから歩いて来たのか?
どこへ行く予定だったのか?
そして私は、どこの誰なのか?
いくら考えてもわからない。何も思いつかない。どうしていいのかもわからない。
やっと気が付いたことが
「私は、死んだみたい!!!」
そんな内容から始まるミステリーの本
背表紙より
もし、目覚めると自分は死んでいて、どこの誰かもわからなくなっていたら!?
彼女がまさにそうだった。
どうやら自分は、元OLの幽霊らしい。
しかも、冷酷無比の美しい死神から、魂が消えるまで残り300日だと宣告される。
なにもわからないまま消滅したくない!
やがて、その強い思いは奇蹟を生み出す。
感動のファンタジック・ミステリー
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過去に読んだ本では、死神は紳士的でイケメンな気取った死神だったけれど、
けれど今回は全く違って死神と格闘の対決があり、どうなるか期待でいっぱいでした。
でも死神との対決よりも、大切なのは死んでしまった自分の過去に関わったとされる人たち。
その人たちから受けていた生前の優しさや思いやり
自分はホントに主人や娘から、愛されていたことを知らされる。
死んでしまったことを残念で悲しくて悔しいけど、どうすることもできない。
この家族には、どうしても幸せが訪れてほしいと願いながら最後まで読んでしまいます。
最後には、心温まるエンディングが迎えることが出来るのでしょうか?
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作者 村山 仁志
NBC長崎放送アナウンサー。1968年長崎県生まれ。日本大学芸術学部卒業後、NBC入社。以来、ラジオ番組を主に担当。2012年4月より2年間、テレビの朝ワイド番組を担当した後、14年春に再びラジオ局に戻った。08年に「三井雷太」名義で、学研【第1回メガミノベル大賞】金賞を受賞し、翌年、受賞作『パラダイスロスト』で小説家デビューしている。デビュー作の他、著書に『午前0時のラジオ局』がある。
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